MOVABLE_
ARCHITECTURE
建築が動いてもいいぢゃないか

 


MOVABLE_ARCHITECTURE
建築が動いてもいいぢゃないか

ハウルの動く城

映画監督の宮崎駿氏はダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説をベースに、すでに「動く建築」=「ハウルの動く城」を描いてみせたが、一般的に建築は頑強に「基礎」に固定され「不動産」と言われるジャンルの「動かないもの」の代名詞に近い。
かつて少年だったあなたも、幼少の頃「隠れ家」にあこがれ、セルフヘルプのバラック建築を作ったに違いないが、その延長の中に「ハウルの動く城」はある。
私は建築家で建築の設計をしている。動かない建築も沢山作って来たが、「建築が動いてもいいぢゃないか」。と思っている。
そうやって、movable_architectureは始動し始めた。

セルフヘルプに近い状況から始まった「私のバロック建築」の記録がこの「コンテナの達人WEB」である(ここはバラックではなくバロック<爆>)。そのマニエラはコンテナという様式を取り、ストーンをメタルに置き換えアンドレア・パッラーディオに捧げる列柱様式を好んで使う。プラットフォームと呼ぶ平板の耐圧版の上にピアノービレ階は置かれ、埋め込まれたアンカーボルトのみがそのmovableな躯体を繋ぎ止める。これを外せばまた別の場所にでも持って行く事が可能だ。

それぞれのユニットは複数組み合わされていても、又別々に文節し、搬送可能なユニットとして解体する事が可能となっているのだ。これは不動産ではない。意識の上では「動産」だ。(※注:法律上は不動産になります)

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製作途中の躯体(工場にて)

明日は違う場所に置いているかも知れない。

いくつかのさらに過激な「MOBABLE_ARCHITECTURE_DATA」がここにも掲載中。
(上記の企画は防衛省向けなので、一般住居には、仕様を変更しないと建築確認申請が通らないケースも場所に寄っては<用途地域>あります_概ね基礎と外壁仕様の件)

さて、大地に緊縛された建築である事を否定した時ある種の別の世界が広がり始める。
「sustainable_architecture」の最右翼だ。

解りやすい例を紹介しましょう。

ある方が相談にこられました。
もう東京で15年働いています。そこそこの外資系の会社でそこの仕事はそれなりにこなす立場になっています。でも、東京ではマンションはおろか戸建の住宅を手に入れるなんて通勤に2時間とか、かける様な場所じゃないと無理なので、もったいないけど「賃貸マンション」にもう15年も住んでいます。
でもさすがに15年も働いていますとそれなりに貯蓄もたまり、賃貸住宅にお金をはらうのがばかばかしくなってきました。

この際家を建てちゃおうかなと思うのよ。それもこのコンテナハウジングシステムで、だってこれ移動出来るんでしょ。土地を買って家建てて、私はでも10年後には会社やめて実家の名古屋に帰ろうと思っているんです。名古屋には土地があるんだ。10年後にはコンテナハウス持って名古屋に帰ろうと思うんですけど、それって可能なんでしょ? 

「はい。可能です。」

10年も経つと上ものの価値はなくなるし、本当は10年くらいでどうなんですか?
「全然平気です。内装は少々汚くなるかもしれませんがリフォームで新品同様です」

持って行けて再利用出来て、土地は普通に売る事が出来るなんて何も無駄にならなくて最高だわ。

「はい、何も無駄になりません。最高です」(爆)
(少し嘘でした。「基礎」を再生するのは難しいので、基礎はまた作ります。)

ま、そんな具合です。で、本当の話です。

 

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